大阪大学の大学院生を対象にした多文化共生の研究プログラムで、男性助教による女子学生へのセクハラ行為などが多発していたとして、プログラムの「教職員一同」が謝罪と改善案について記した文書を公表した。中心メンバーが男性教授に偏った組織運営のあり方や、助教と学生の距離感などに問題があったことを挙げ、改善に取り組むとしている。大学も対応を検討している。
プログラムは大学院人間科学研究科を中心とする「未来共生イノベーター博士課程プログラム」。多文化共生をテーマに、様々な分野の教員や院生が集まっている。
同科によると、昨年1月に学生側から大学のハラスメント相談室にセクハラやパワハラなどの問題があると相談があったため、関係者への聞き取りを進めた。
結果、2017年ごろを中心…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル